
小児整形外科
成長期にあるすべてのお子さんが対象となるのが小児整形外科です。おとなとこどもでは成長途上であるという点で大きく異なり、年齢(月齢)によって抱える悩みが大きく異なることも特徴です。
お子さんがケガをしちゃった、この時は「病院に行こうね」と言いやすい状況かもしれません。ですが、「歩き方に問題があるの?」「よく転ぶけど大丈夫なの?」「もしかして手や足が変形しているの?」など日常生活の中でご家族が気づき、悩まれることは「いつ」「どこに」受診すればいいか迷われることかもしれません。当院はこのように悩まれる方々の入り口になるクリニックになることも目指しています。
丁寧な診察を行い、超音波検査(エコー)・X線検査(レントゲン)などを用いて診断を行います。(放射線被ばくへは十分に配慮しております)
より専門的な検査や治療が必要と考えられる場合、速やかに関連病院へご紹介させていただきます。
運動・発達のご相談の場合、診察・検査に時間を要することがありますので当面は予約制のみでの診察とさせていただきます。
事前の問診表入力(Web問診)についても可能な限りご協力をお願いいたします。
お子さんの状態によっては、本当にご家族が相談したい状態を再現できないかもしれません。歩き方の相談など、気になる症状がある場合は動画をご用意いただいておくととても参考になります。ぜひご協力ください。
乳幼児股関節脱臼(先天性股関節脱臼・発育性股関節形成不全)、単純性股関節炎、化膿性股関節炎、ペルテス病、大腿骨頭すべり症など
O脚、X脚、うちわ歩行、つま先歩き、脚長不等、Blount病、Osgood-Schlatter病など
先天性内反足、多趾症、合趾症、外反扁平足、尖足、足根骨癒合症、Sever病、第1ケーラー病、外反母趾など
先天性筋性斜頚、環軸関節回旋位固定、腰椎分離症、側弯症など
強剛母指(ばね指)、先天性握り母指症、屈指症、Pannar病、リトルリーグ肩、野球肘など
脳性麻痺や二分脊椎といった部位に限定されない疾患や、骨折後遺症(変形癒合・脚長不等)などについても診療にあたらせていただきます。