
装具療法
装具はリハビリテーションや日常生活の動作を助ける重要なツールです。当院では、専門医と義肢装具士が連携し、患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な装具を提案・提供しています。
装具を用いた治療やリハビリテーションにより、
といった治療の効果を得ることができます。
当院では、装具療法を患者様に適切に提供するため、以下の手順で診療を行っています。
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診察
医師が患者様の症状を詳しく診察し、装具療法が適しているかを判断します。その際、理学療法士と連携して患者様の生活環境や希望も検討し、それぞれの方にとっての最適な治療計画を立てます。
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装具の採寸・採型
患者様の体型や症状に合わせて、既製品の装具を調整する(装具の採寸)場合もあれば、完全にオーダーメイドの装具を作製する(装具の採型)場合があります。装具の適合性は非常に重要であり、採寸・採型いずれの方法を選択するかは慎重に検討して決定する必要があります。
3
装具の装着と指導
実際に装具を装着し、適切な装着方法や使用方法を丁寧にご説明します。オーダーメイドで作製する場合、完成前に仮で装着(仮合わせ)し、より慎重に適合性を評価する場合があります。装着後は患者様が日常生活で無理なく使用できるようサポートします。
4
定期的なフォローアップ
装具使用後の評価も非常に重要です。着けて終わり、ではなく、定期的に効果や適合性を評価・確認し、必要に応じて調整や修理を行います。
当院と連携していただく装具会社です。
毎週火曜午前を担当していただきます。
毎週水曜午前を担当していただきます。
毎週木曜午後を担当していただきます。
装具の不具合についてのご相談は、まず医師が「装具自体の問題」か、「装具を使用する原因となった病気が悪化したか」などを評価・診察させていただきます。 装具自体に修理や調整を要すると判断した場合には、作製に携わった装具士の手により責任をもって修理などを行わせていただきます。
装具療法は、患者様の生活の質(QOL)を向上させる重要な手段の一つです。お悩みの症状や不安がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。当院が全力でサポートいたします。